では、早速実際に飲んでみてレビューをしていきましょう。
改めての商品説明ですが、今回飲むのは「クリケットプロテイン」。チョコレート味です。
2021年9月現在では、まだチョコレート味のみの展開です。人気が出てくれば、今後新しい味も発売されるかもしれませんね。
当ブログでは、プロテインの評価を次の5つの基準をもとに分析しています。
- うまさ
- 溶けやすさ
- 甘み
- 酸味
- コスパ
それぞれの評価を元に、総合的に点数をつけていきます。
では、いきましょう。
では、クリケットプロテインの総合レビューからいきましょう。
あのね、感動した。もちろん、いい意味で。
こういう話題性のあるプロテインって、全然プロテインじゃないこともあるんですよ。
適当にたんぱく質いれて、味整えただけで、舌触りや飲後感なんて全く考えていないような商品ね。
この商品は違う。開発者がめっちゃ真剣に良いプロテインにしようとしてる感じがヒシヒシ伝わりました。
粗悪なプロテインじゃなくて、こういうプロテインが広まって欲しい
目立つのは、甘みの強さです。
人工甘味料を使っていないとは思えないくらい、強いチョコ、ココアの甘みを感じます。
このため、飲んだ後も満腹感も◎。ダイエッター向けのメリットがまた一つ増えました。
ただ、惜しいのはコスパ。やはり現時点では生産コストがかかるんでしょうね。
一般的なホエイプロテインの倍近いお値段は、どうしても評価を下げざるを得ませんでした。
それでも、おいしさや溶けやすさ、昆虫食という将来性も踏まえて考えて、全体としての評価は☆4にしました。
エネルギー | 119kcal |
たんぱく質 | 21g |
脂質 | 2.6g |
炭水化物 | 3.5g |
食塩相当量 | 0.7g |
ビタミンB2 | 0.08mg |
ビタミンB12 | 0.75μg |
カルシウム | 4.29mg |
鉄 | 0.30mg |
1食30gあたりのたんぱく質含有量は70%。
メジャーなホエイプロテイン、ダイエットプロテインとして出回るソイプロテインと変わらない一般的な水準です。
商品紹介の所でも触れましたが、カルシウムと鉄分が含まれているのは特徴的です。
もちろん、これを1食とれば一日の摂取分を補給できるレベルではありませんが、不足しがちな栄養素の補助としては非常に優秀です。
ちなみに、ビタミンB12は体内で血液を作るサポートをしてくれる栄養素です。
貧血予防に適したビタミンだよ!
鉄分と一緒に摂取できるのはうれしいね
お待ちかねの実飲タイムだ!
香りは、大豆のような豆類の香り。普通の豆類よりも、さらに植物感が強い香りです。
実際、プロテインパウダーの質感はソイやピーのように、しっとりめな感じです。
では、ジムへ行きます。
水200mlでシェイクしました。
まったくダマにならず、一般的なホエイプロテインよりも溶けやすかったです。
人生初、コオロギのプロテインに内心どきどきです。
いただきます。
・・・
・・
・
うマッチョ。
え、くそうまいんですが。なにこれ。
口いっぱいに広がるにはチョコの強い甘み。
人工甘味料不使用とは思えないほど、濃厚な甘みです。とは言え、ずっと口に残るようなくどい甘みではありません。
豆類のたんぱく質も配合されているので、ややとろみがあるのも飲み応えがあって◎。
コオロギ感を少しでも感じようと舌の上を転がして初めて、若干エビやカニのような甲殻類の香りを感じました。
でも、普通に飲む分にはまったくコオロギ感は感じません。
ただ、粉はしっかりと溶けているんですが、クリケットパウダーのざらざらとした舌触りも感じます。
初めての食感で驚いたけど、私は一杯目の途中で慣れたよ
これまで多くのプロテインを飲んできましたが、チョコ味のプロテインとしてはかなり上位のおいしさでした。
ごちそうさマッスル。
個人的には味に文句がなかったのですが、他の人のことを思うと惜しい点はあります。
まずは、価格。
INNOCECTでの販売価格は税込み5199円。
たんぱく質1gあたりの単価で言えば、約12.38円。一般的なホエイプロテイン2倍近い値段です。
実際に飲んで、味や品質からはこの値段もぼったくりではないと断言できますが、どこまで健康にお金を出せるかが問われるお値段ではあります。
味の面で言うと、クリケットパウダーのざらざらした舌触りが苦手な人もいるかもしれません。
ホエイやソイプロテインの粉っぽさとは違う、パウダーの存在感があるんですね。
私はすぐに慣れましたが、人によってはなかなか慣れないかもしれません。
価格と舌触り。
この2点はやや惜しいと思う点だね!
クリケットプロテインは、こんな人に向いてそうだよ
- 美容やダイエットのためにプロテインを飲む人(1日1~2食)
- SDGsや環境問題への意識が高い人
以上です。
何度も繰り返しお伝えしているように、成分的にはボディメイクやダイエットに向いているプロテインです。
プロテインを1日に複数杯飲むような生活でないなら、多少のお値段の高さにも目をつむれます。
また、「昆虫食」という広いテーマで見れば、環境問題や食料問題に対する身近な取り組みの一つとして、ライフスタイルに取り入れることもできます。
こういったテーマに関心の強い人には、ぜひおすすめしたいですね。
ただ一方で、1日に3食も4食もプロテインを飲むハードなトレーニーには、まだちょっとコスパの面で常飲するのは難しさがあります。
私は少なくとも3食、多い時は5食プロテインを飲むよ!
採用するにしても、あくまでも間食や減量期の特別品としての採用が現実的な価格ラインです。
次のページで、お得な購入方法を検討するよ!