どうも、みなさん。やまちゃんちのパパ、もってぃです。

みんな、パートナーに愛を伝えてる?
改めて伝えようとすると、なんだか恥ずかしいよね。
- 「ありがとう」
- 「大好きだよ」
- 「これからもよろしくね」
彼氏・彼女の関係の時は当たり前に言えた言葉でさえ、結婚してからは言う場面が減りがちです。
家族になってから年数が経てば経つほど、なかなか言い出すきっかけもなくなります。

うちは言葉にしなくても、伝わるから大丈夫だよ
絶対危ないって、それ。
伝わってたつもりが、伝わってなくて二人の間に亀裂・・・。
そんな未来が見えませんか。
あなたのパートナーも、人間です。
きちんと言葉にして伝えなければ、伝わるものも伝わりません。
ちなみに、私は伝えられない派です。
でも、離婚に向けて動いている友人の話を聞いて、「しっかりと気持ちを伝えないとダメだな」と思い直しました。
ですから、一念発起して妻にラブレターを送ることに決めました。

どんな手紙にしようかなー
と悩んでいると、面白そうなサービスを見つけました。
それが、自分の思いを絵本にできる「シカケテガミ」。
これを、ラブレターとして送ることに決めました。
この記事では、
一人じゃ誕生日プレゼントすら選べない不器用なアラサー男が、実際にシカケテガミを使った感想をお届けします。
妻へ感謝を伝えたい人
一からラブレターを作れそうにない人
シカケテガミを利用しようか悩んでいる人
この記事が、あなたが幸せな家庭を築くお役に立てば幸いです。
では、いきましょう。

「どうせなら、形に残るラブレターにしたい」。
そう思った私が選んだサービスが、自分の思いを絵本にできる「シカケテガミ」でした。

え?俺絵本とか書けないよ?
と思ったあなたも大丈夫。
シカケテガミは、たった5ステップで作ることができます。
- 基本情報の入力
- 主人公の顔の選択
- 選択文の選択
- 自由メッセージの入力
- 帯デザインの選択
「選択文」というのが、絵本のページのことです。
絵本のページは決まったフォーマットの中から選び、主人公の顔や名前を自動的に当て込んでくれます。
キモになるのは、自由メッセージ。
文字どおり、自分の気持ちを、絵本の1ページとして表現できるわけです。
いや、ロマンチックやん?
ラブレターを渡すのは恥ずかしくても、絵本を渡す感覚で渡すならできそう!と思えるのもポイントですね。
この5ステップについては、公式のYouTube動画もあります。
約2分で見られるので、より詳細が気になる方はぜひご覧下さい。
シカケテガミのお値段は、2パターンあります。
ちょっとお高い気もするかもしれませんが、その分完成品のクオリティーは抜群です。
好みに合わせて、プロの作家さん2人から絵を選ぶことができます。
このイラストのクオリティで、全32ページ。
思い出にも、形にも残るラブレターだと思えば、決して高すぎる値段ではありません。
私は、中川貴雄氏の絵を選んで制作を開始しました。
簡単に、作る手順をご紹介します。
自分の氏名のほか、
- 相手のニックネーム
- 好きな手作り料理
- プレゼントする予定日
を入力します。
子どもがいる場合は、人数と子どもの名前も聞かれます。
この後で選ぶストーリーの内容によっては、子どもも登場します。
主人公となる自分と、妻の顔を作ります。
決まったパーツを組み合わせて作るのですが、これがかなり細かく作れて楽しいです。

このように、
- 輪郭
- 髪形(髪色)
- メガネ
- 口周り(頰)
- ほくろ
の5種類のパーツを組み合わせられます。
私は坊主なのですが、



このように、遊び心いっぱいなキャラを作れます。
続いて、絵本の「絵」や「ストーリー」にあたる部分を選んでいきます。

絵本は5つのストーリーから成り、自分で好きな場面やイラストを選ぶことができます。
どんなシーンがあるのかは、ぜひ自分の目でお確かめください。
「シカケテガミ」最大のポイントにして、個人的最難関でした。
私は、書くのに1時間かかりました。
書ける文量は、21文字×8行の計168文字。
ツイッターよりもちょっと多いくらいの文量で、自分の気持ちを書くことになります。
相手に気持ちを伝える上で最も大事な部分なので、じっくり考えましょう。
私が書いたラブレターの文面は、記事の最後で公開しています。
フォントも、手書き風のものからゴチック風のものまで、6種類の中から選ぶことができます。
最後に、絵本の表紙に巻かれている「帯」を作ります。
これも、たくさんのフォーマットが用意されています。
例えば、「共通の友人からの推薦文」風の帯なら、
- エモい!キモい!
- こんな○○見たことない。
- 全オレが泣いた。。
とユニークなあおり文が盛りだくさんです。
せっかくなら、相手にクスッと笑ってもらえるようなものを選びましょう。
注文を終え、1週間後に完成品がやまちゃんちに届きました。

かっこいい箱に入って、到着しました、「シカケテガミ」。
開けてみます。

なかなか厳重。
紙を開けてみます。

すごい。
めっちゃ絵本してる。
表紙には、作者として自分の名前が載っています。
というわけで、実際に届いたシカケテガミを妻に渡してみたいと思います。
私がラブレターを送ろうと思ったのは、妻が2人目の子どもを妊娠したのが一つのきっかけです。
やまちゃんちの妻は、一人目の妊娠の時、重いつわりで入院した経験があります。
今回の妊娠でも、食べ物のにおいをかぐだけで吐いてしまったり、やっとの思いで食べても戻してしまったり。
そんな状況で、専業主婦として長女の面倒まで見てくれました。
入院こそしませんでしたが、日常の家事も難しくなり、約1カ月間、妻は娘と一緒に実家に戻ることになりました。
「何もできなくて、ごめんね」
「娘と、離ればなれにしちゃってごめんね」
と謝る妻。
明らかに体調が悪そうなのに、無理をして笑顔を作る妻に、私は「平気だよ」なんて言葉しか返せませんでした。
それから1カ月間、約3年ぶりの一人暮らし。
好きなものをいくらでも食べられるし、夜更かししてても怒られません。
掃除も洗濯もさぼっていいし、口うるさい注意もありません。
でも、寂しいんです。
とにかく寂しい。
つい1週間前まで、仕事を終えて家に帰ったら、おいしい夕食のにおいが漂う明るい部屋から、妻の「おかえり」が聞こえました。
今は、部屋は真っ暗。音と言えば、外を走る車の音しか聞こえません。
何となく、このまま妻がいなくなってしまうんじゃないかという気がして、不安になりました。
そのときに、知り合いの夫婦が、離婚に向けた協議をしている話を聞きました。
別に、自分が離婚しそうだと思ったわけではありません。
でも、なんとなく、「きちんと自分の思いを伝えよう」と思ったんです。
ただのラブレターでも良いかと思ったんですが、せっかくなら大事に形に残して欲しい。
何年後かも読み返して、笑ってもらいたい。
そんな時に見つけたのが、「シカケテガミ」でした。
約170字の文と絵本の構成にめいっぱいの気持ちを乗せて、
妻が実家から帰る日にプレゼントすることを決めました。
実家へ行っていた妻が帰った日の夜、

ちょっと話があるんだけど
めっちゃ不審がられた。
私、普段そんなやばいことしか言わないのだろうか。
とりあえず、渡してみます。


なにこれ?
いいから。開けて開けて。


絵本だよ。プレゼント
ちょっとだけ、妻の口元が緩みました。

えー、なにこれー。私の名前も書いてあるー!
最初ははしゃいでいた妻ですが、読み進めるごとに無口になっていきました。
最後のページに書かれているのが、一時間かけて書いた自由文です。

こんな事するガラじゃないよね。
でも、たまにはつま子に気持ちを伝えたい。
俺と、結婚してくれてありがとう。
娘を生んでくれてありがとう。
つわりで辛いのに、笑ってくれてありがとう。
これからも、つま子と家族でいるために。
「いっぱい泣かすけど、それ以上に笑わせる」
プロポーズの時の約束、守り続けるよ。
もってぃのラブレターより
渾身の約170文字。
結果はいかに。
・・・
・・
・
笑われました。
感動で泣かせちゃうんじゃないかと思っていましたが、1mmも涙は出てきませんでした。
でも、それでも良かったんです。
つわりの気持ち悪さを我慢して、無理やり作ったような笑顔じゃなくて、心からの笑顔だと思えたからです。
妻が、一言声を掛けてくれました。

頑張ったじゃん。ありがとうね
え?これだけ?
と思う人もいるかもしれません。
でも、その一言が、何よりうれしかったです。
後日、私のプレゼントしたシカケテガミが、棚の目立つ位置に置いてくれました。
娘の手が届かない高さでした。
なんだかんだ言っても、喜んでくれたみたいですね。

というわけで、やまちゃんちが実践した妻へのラブレター「シカケテガミ」でした。
このサービス、口べたな男性にこそ使ってほしいと思うサービスです。
言葉にしづらい自分の思いも、絵本のストーリーが語ってくれます。
どうしても、自分で伝えたい言葉は自由文で書くことができます。
口ではなかなか伝えられないことも、思い切って文字にしてみると、意外とあっさり伝えられるということは私も実感しました。
手紙や花束に比べ、 絵本の形だと 絶妙に渡しやすいのもポイントです。
- 結婚記念日
- 妻の誕生日
- 産後の妻へのサプライズプレゼント
他にも、まだ結婚していない人なら、プロポーズに使うのも良いかもしれません。
口べたで、なかなか思いを伝えられないあなた。
ぜひ、妻や恋人にシカケテガミを送ってみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。