みなさんどうも。やまちゃんちのパパこと、もってぃです。
突然ですが、この画像を見てください。
私の昼の弁当です。
仕事がある日は、ほぼ毎日これを食べています。野菜がなさすぎるので、コンビニでサラダを買い足すことも多いです。
ある日、この弁当を職場で食べていたら、ふと隣の新婚ほやほやの後輩君の弁当が目に入りました。
後輩くん、それなに?
と聞いてみたら
愛妻弁当です。おいしいですよ!
とのこと。
I say Ben To・・・?
アイサイベントー ・・・?
聞き慣れない単語でしたが、なんだか腹が立ったので後輩君を担いでスクワット20reps×3セットしておきました。
なんだか心中穏やかではないので、今回の記事では手作り弁当の素晴らしさを語っていきたいと思います。
もうわかっていると思いますが、
ネタ記事です。
筋トレ×手作り弁当の真面目な話はまた別の記事をご用意しますので、そちらをご覧ください。
時間を持てあましている人
花形のにんじんやタコさんウインナーを見るとモヤッとする人
(家庭内での)孤独を愛し、孤独に愛されている人
では、いきましょう。
まず初めて聞いたアイサイベントーなる言葉の意味を調べてみましょう。
妻が夫のために作った弁当を指す言い方。「愛する妻が愛情を込めて作ってくれたお弁当」というノロケのニュアンスを多分に含む。
出典:実用日本語表現辞典
「愛」する「妻」が作った「弁当」だから、愛妻弁当ですね。
生後29年目で初めて聞いた言葉です。
Google大先生の画像検索をすると、キラキラした弁当の写真がずらっと出てきますね。
海苔をハートマークにしてご飯の上にのせたり、花やハートマーク型にくりぬいたにんじんやチーズが入っていたりしますね。
ここまで調べて、筋トレサラリーマンである私はピンときました。
実はこの「愛妻弁当」なる弁当は、真の愛妻弁当ではない、と。
大丈夫。頭は正常です
本当の意味での愛妻弁当は、
「愛する妻のための弁当」であるべきなのです。
その意味で、真の愛妻弁当とは、夫が自ら作る手作り弁当なのであります。
順を追って説明していきます。
まず、「妻に作ってもらう弁当」がダメな理由をみていきましょう。
一見して幸せの塊である愛妻弁当ですが、実はデメリットがたくさんあります。
特に筋トレ大好き諸君からすると、大きなデメリットもあります。
順番に見ていきましょう。
食材が泣く
もうね、食材がワンワン泣いていますよ。
愛妻弁当を画像すると、花やハートの形にくりぬかれたにんじんやのり、ハムが弁当にこれでもかと詰め込まれているのを見ます。
確かに、夫からすれば「可愛いな」とか、「一生懸命形を作ってくれたんだな」とか思いますよ。
でも、想像してみてください。
そのにんじんがハートマークになるためには、不要な部分が捨てられているんですよ。
ハートに切り抜かれた本体はきれいに盛り付けてもらえるのに、
たまたま型抜きの外側にいたってだけで捨てられたり、余り物が詰め込まれた野菜炒めの中に入れられたりするわけですよ。
型抜きの外側にいた食材の悲鳴に耳を傾けてください。
彼らだって、本当は食卓の中心に並び、私たちの目を楽しませたかったはずなんです。
それを、ハートや花の形に切り抜いてしまうなんて、人間のエゴだと思いませんか?
不誠実である
筋トレ好きにとっての愛妻弁当は、妻に対して不誠実なものになり得ます。
だめだ、こいつ・・・
ちゃんと以下説明するので、安心してください。
大前提として、筋トレ好きは三度の飯よりたんぱく質が好きです。
それは、筋肉の材料になるのがたんぱく質とされているからです。
パートナーがめちゃくちゃ筋トレに理解があって、PFCバランスを徹底して考え抜いてくれる人なら、
愛妻弁当でもありかもしれません。
ですが、栄養面の問題をクリアしても、実は道義的な問題が残ります。
筋トレというのは自分の体との対話のような行為です。
筋トレ好きは自分の上腕二頭筋を鍛えた日の夜は、「きょうはゆっくり休めよ」と声をかけて寝るんです。
朝起きて筋肉痛になってたら「よしよし、頑張ったな」って口づけをするんです。
もはや、筋肉はもう一人のパートナーです。
パートナー(筋肉)を形作るための食事を、妻というパートナーに作らせる。
一夫多妻制じゃない日本において、これは妻に対して不誠実極まりない行為といわざるを得ません。
妻の負担
単純に、愛する妻に負担をかける行為な訳です。
弁当は、ほっとけば完成するものじゃありません。
レシピを考え、材料を買い、食材を切り刻み、ゆでたり焼いたりし、デザインを考えて盛り付ける・・・
これだけの課程を経て出来上がるものです。
この過程をすべてこなすのは、大変な時間と労力がかかります。
あなたはそれを妻にお願いできますか?
さて、ここまで読めばお分かりだと思います。
今の社会では、「妻が夫のために作る弁当」が愛妻弁当とされています。
ですが実は、反面食材を泣かせたり、妻に負担をかけたりする行為であるわけです。
では、どうすれば「愛する妻のための弁当」になるのか。
その答えは、妻に負担をかけることなく、家計の助けにもなる手作り弁当なのです。
詳しくみていきましょう。
さあ、いわゆる愛妻弁当のデメリットを紹介してきました。
次は、私も実践している手作り弁当について考えましょう。
この記事でいう「手作り弁当」の定義は、以下の通りです。
配偶者などに頼らず、自らの腕で食材の調達、調理、梱包作業をして作った弁当
です。
ではいきましょう。
料理男子をアピール
最近になってようやく料理する男性が増えてきました。
ですが、いまだに「男子厨房に入らず」を地で行く人が多いのも事実。
その中で、自ら手料理をし、果てにはお弁当まで持参してくる会社員。
これは、かなりの差別化ポイントになりますね。職場に狙っているかわいいあの子がいる人は、ぜひこの点を重視してください。
ちなみに私の弁当を見た後輩女性のリアクションは「うわ・・・。なんかすごいですね」でした。
超経済的
これは、私だけのメリットかもしれません。
私の主食である鶏むね肉は、近所の激安スーパーで買うので、
100グラムあたり34円。
おかずのごはんは10キロ2480円。
お弁当の中身は鶏むね肉200グラム、ごはん180グラム。
鶏むね肉:34(円)×2 =68円
ごはん :2480(円)×180(g)/10000(g)=44.64円
合計 :68+44・64=112.64円
このお値段ですよ。
仮に毎日食べたとしても、ひと月3400円弱。
ランチ代と考えれば破格でしょう。
彩りの良い、キレイなお弁当をこの値段で作れるかどうか。
私には、作れません。
筋肉が大喜び
筋トレ好きはご存じの通り、
筋肉を成長させようと思うと、トレーニングはもちろんですが、それ以上に食事が重要になってきます。
いくら筋トレしていても、ポテチばっかり食べてたらカッコいい体にはならないわけです。
筋肉の材料となるたんぱく質を多めにとり、
カロリーの高い脂質は極力抑える。
非常にざっくり言うと、このことが大事なわけです。
ただ、タンパク質を多めにとるのはかなり意識していないととれないもんです。
2019年に厚生労働省が行った国民健康・栄養調査では、
日本国民の一日あたりの平均たんぱく質摂取量は71.4gです。
一方、筋肉を大きくしようと思うと、体重×2g以上のタンパク質を摂取する必要があるとされます。
食生活をかなり変える必要がありますよね。
手作り弁当なら、メニューを自分で調整できます。
愛妻弁当でもメニューを変えてもらうこともできるかもしれませんが・・・
大好きな妻が、毎日こんな筋肉しか見えてない弁当を作ってくれますか?
一般常識を持ち合わせている人なら、「かわいそう」という気持ちがまず出てきてしまうのではないでしょうか。
愛する妻に、パートナーに、そんな思いはさせられませんね。
ここまで、いわゆる「愛妻弁当」が真の愛妻弁当とは言えないこと。
真の愛妻弁当は手作り弁当であることについて考えてきました。
みなさん、円満な家庭を築くためには、真の愛妻弁当と言える「手作り弁当」を作るべきです。
最後まで読んでくださった皆さんには、手作り弁当のすばらしさが伝わったと信じています。
ぜひ、明日から一緒に行動しましょう。
でも、後輩くんの愛妻弁当が羨ましかった。
では、今回はこの辺で。ありがとうございました!