どうも、みなさん!筋トレ大好きパパこと、もってぃです。
最近、昆虫食ってよく聞くよね。
実は、新時代の筋トレ民向けの食事になるかもしれないんだ。
みなさんは、体作りしていますか?
筋トレ先進国・アメリカから遅れること数十年。
2010年代後半になって、ようやく筋トレへの偏見もなくなり、ボディメイクや筋トレを趣味にしている人が増えてきました。
ボディメイクや筋トレを始めると、最も摂取しなければいけない栄養素がなんなのか、みなさんご存じですか。
そうだね。
プロテインだね。
プロテイン(protein)というのは、「たんぱく質」を表す英語です。
ボディメイクをするにあたって最も重要なのは、筋肉や皮膚といった体の材料になるたんぱく質です。
でも、近い将来、そのたんぱく質が十分にとれないと知ったら、みなさんはどうしますか。
冗談や空想ではありません。
本当に、近い将来、世界的にたんぱく質が不足する懸念があるんです。
そのような不安の中で、一躍注目を浴び始めたのが「昆虫食」。
今回の記事では、「筋トレと昆虫食」をテーマにしつつ、
昆虫食が注目されることになった背景や、昆虫食のメリットやデメリットについてご紹介していきます。
では、いきましょう。
そもそもなぜ、たんぱく質が不足すると言われているのでしょうか。
昆虫食のメリットや、筋トレと昆虫食の関係について考える前に、少し背景を整理しておきましょう。
日本をはじめとする先進国では、人口減少の傾向となっている国が多くあります。
ですが、世界全体でみれば人口は増加傾向にあります。
国連の調査では、2050年に世界人口は100億人に達するとされています。
一方で、人々が食べる食糧に目を向ければ、生活水準が上がるほど肉や魚を中心とした食生活が広まります。
現代社会では、魚や野菜よりも、畜産の肉の方が安く買えますしね。
肉や魚は、現代人にとって貴重なたんぱく源になっています。
だから、人口が増えるのに合わせて、肉を中心としたたんぱく源の生産量を増やす必要があります。
もちろん、話はそう簡単ではありません。
現在、肉食用の家畜を育てるために、大量の飼料が使われています。
飼料となる穀物や植物を育てるためには、土地が必要です。
でも、土地は地球上に限られています。
ただでさえ「環境破壊はやめよう!」と言われているのに、
これ以上農業用の土地を拡大していくのは難しいよね。
ですから、肉の生産量を増やせば良いという単純な話でもないわけです。
では、来たるべき時に私たちはどうたんぱく質を摂取すれば良いのか。
その解決策の一つとして、昆虫食が注目されるようになりました。
昆虫食が注目されるきっかけになったのは、2013年の国連食糧農業機関のレポートです。FAOと略される機関です。
全編英語ですね。真正面から読める人は、ぜひ読んでみてください。
めちゃくちゃざっくり要約すると、
昆虫食は、世界の食糧問題の解決策の一つになり得る
ということです。
国連の一機関が、昆虫食の持つ可能性にスポットライトをあてた訳ですね。
その後、2015年には欧州連合(EU)が食品の一つとして昆虫を規定しました。
簡単に言うと、食品として規定されれば、EU内で流通・販売することができるようになるんだ。
元々欧州では昆虫食の文化はなかったみたいだけど、これをきっかけに多くのメーカーが昆虫食の分野に進出したよ。
市場調査会社のメティキュラス・リサーチ社が2021年2月に出したレポートを見てみます。
昆虫食の世界市場の規模は2027年まで年率26.5%で拡大し、2027年には46.3億ドルの市場規模に到達するとの予測になっています。
右肩上がりの成長を続けているAmazonや楽天といったECの市場でさえ、年率10%も市場規模は大きくなっていないよ。
昆虫食がどれだけ勢いのある分野なのかが分かるね。
昆虫食に注目が集まっている背景を見た所で、次ぺージではより具体的に昆虫食のメリットやデメリットについて見ていきましょう。