みなさん、どうも!やまちゃんちのパパこと、もってぃです。
マッチョの会話って横文字多いと思いませんか?
例えばこんな感じ。
きょうはまじでオールアウト。もう1REPも挙がらないわ
ちゃんとゴールデンタイムにプロテイン飲みな!
バルクアップしないよ
もうね、意味不明。
今回の記事では、筋トレ好きマッチョ達が当たり前のように使っている筋トレ用語を、筋トレを知らない人でもわかりやすく、面白おかしくご紹介します。
記事を読んですぐに実践的に用語を使えるよう、例文もつけました。
理由は単純明快です。
そう。カッコいいから。
というのは半分真実ですが、冗談です。
そもそも、筋トレ先進国はアメリカをはじめとする欧米諸国です。
必然的に、筋トレに関する用語は英語などの外国語由来のものが多くなります。
日本にはカタカナという素晴らしい文化がありますから、外国語由来の言葉をそのまま取り込むことができます。
結果、先進的な知識やトレーニング法を実践するマッチョたちは、だんだんと横文字を使うようになるわけですね。
マッチョが使う用語を解説【筋トレ雑学】
では、そんなマッチョたちが使う用語を見ていきましょう。
食事に関する用語と、トレーニングに関する用語を分けてご紹介していきます。
まずは、食事編です。
筋トレというと、体を動かすことを重視する人がいますが、それは間違いです。
筋トレの成果は9割食事、1割がトレーニングといっても過言ではありません。
それほど、筋トレにおける食事は重要です。
この章では、次の5つの用語を紹介します。
- プロテイン
- PFCバランス
- ゴールデンタイム
- カタボリック
- アナボリック
プロテイン
説明するまでもありませんが、代表的な筋トレワードです。
意味は「たんぱく質」ですね。
もしくは、たんぱく質を主成分とする飲料やサプリメントのことです。
日本では、一般的にはサプリのことを「プロテイン」ということが多いですね。
ですが、元々のproteinという英単語は、「たんぱく質」を指す言葉です。
日本で最初に国産の「プロテイン」を発売した健康体力研究所(通称:ケンタイ)は、「プロテイン」という名称で商品を売り始めました。
後発のメーカーも「プロテイン」という名称を使うようになったため、日本ではサプリのことを指して「プロテイン」と呼ぶようになったわけですね。
PFCバランス
P=Protein(たんぱく質)
F=Fat(脂質)
C=carbohydrate(炭水化物)
のいわゆる三大栄養素のバランスのことです。
筋トレ好きは、たんぱく質の摂取量を増やし、脂質を減らすことを好みます。
炭水化物はトレーニング時のエネルギー源にもなるので、シビアな減量中でもない限りは減らしません。
ゴールデンタイム
筋トレ後の30分間を指す言葉です。
この時間内にプロテインを摂取すると、より体内への吸収が良くなると言われています。
一方で、近年はこのゴールデンタイムの有意性を否定するような研究も出てきています。
筋トレ界隈はここ数十年で急激に科学的な研究が進んでいる分野なので、もしかしたらこの「ゴールデンタイム」は今後消えていく用語なのかもしれません。
カタボリック
筋トレ民が最も恐れる用語です。
体内のエネルギーが不足し、筋肉が分解される状況のことを指します。
すごく簡単に言うと、おなかが減っている状態のことです。
おなかが減るというのは、体からの「栄養が足りないよー」というサインです。
この状態になると、何とか栄養を保とうと、体は自然と筋肉や脂肪を分解しようとしてしまいます。
筋肉を増やそうとしている筋トレ民からすると、このカタボリック=空腹は許せないわけですね。
ボディビルダーには、このカタボリックな状態を少しでも減らすため、一回の食事量を少なくし、1日5食に分けて食べている人もいます。
また、おなかが減ることを「カタボる」と表現する人もいます。
というか、口語的にはこちらの使い方がほとんどです。
押さえておきましょう。
アナボリック
これは、前項のカタボリックの逆の意味になります。
体内にエネルギーが満たされ、筋肉を肥大化させたり、脂肪を蓄えたりできる状況のことですね。
筋トレ民はいかにカタボることを防ぎつつ、アナボリックな状況を作るかに常に苦心しています。
なぜか、「アナボる」といった使い方はほとんど耳にしません。
本当になぜでしょうか。知っている人、ぜひコメントで教えてください。
ここまでは、食事編を見てきました。
ですが、ある意味でここからが本番。
トレーニング中に使われる用語は本当に横文字が多いです。
この記事では、次の10個の用語を紹介します。
- BIG3
- REP(S)
- RM
- インターバル
- フリーウェイト
- バルクアップ
- オールアウト
- パンプアップ
- チートデイ
- チンニング
一つずつ、見ていきましょう。
BIG3
筋トレメニューの、ベンチプレス、スクワット、デッドリフトの3種目を指します。
筋トレの頂点にして、原点の3種目です。
この3種目をおさえておけば、全身の筋肉をまんべんなく鍛えることができます。
どれだけトレーニング歴が長くなっても、この3種目を軽んじる人はいません。
むしろ、他の筋トレメニューはBIG3のおまけと言っても過言ではないくらい重要です。
今から筋トレを始める方は、まずはこのBIG3をマスターすることから始めましょう。
やまちゃんちでは、このBIG3で扱う重量について、「どこからが中級者なのか」を検討した記事もあります。
もし、すでに筋トレを始めている方は、ぜひ一度読んでみてください。
REP(S) =レップ(ス)
筋トレ民が最もトレーニングで言いたがる横文字です。
意味は単純明快。
1回、2回の「回」のことです。
本来なら、「10回3セット」と言えばいいところを、「10レップ(ス)3セット」と言うわけですね。
簡単に言えばいいのに、わざわざ横文字で言うのはカッコいいからです。
ちなみに、REPは「Repetition(リピティション)」の略です。
繰り返し、反復という意味の英単語ですね。
RM(アールエム)
REPと合わせて聞くことが多い用語ですね。
RMも単位として使われる用語で、意味は「●回で限界がくる重量」のことです。
といってもイメージが湧かないと思います。以下の例を参考にしてください。
こういう感じです。
人によって、RMは変わるわけですね。
このような考え方をするのは、筋肉を大きくするのに必要な考え方だからです。
筋肉を大きくするには、8~12RM、つまり8~12回で限界がくる重量でトレーニングすることが良いとされてます。
ただ、いちいち「●回で限界がくる重量」なんて言ってられませんよね。
その代わりに使うのが、RMという言葉になります。
インターバル
筋トレのセット間の休憩時間のことです。
仮に100kgのバーベルを挙げられる猛者でも、100kgを10回挙げた後に休憩なしでもう1セット!となるとすぐに限界がきます。
筋トレは、自分の力を出し尽くして初めて効果が出てきます。
このため、セットの間に十分な休みをとることはトレーニングをする上で非常に大事なわけですね。
フリーウェイト
分かりやすいようで、ちょっとややこしい言葉です。
トレーニングをする人が、自分の意志で運動の方向や軌道を決められるメニューのことです。
非常に簡単に言えば、ダンベルやバーベルなどの重りを使ったトレーニングです。
ダンベルやバーベルを使う場合は、まっすぐ上に持ち上げるのか、やや円を描くように持ち上げるかはトレーニングする人次第ですよね。
このようなトレーニングを総称して、「フリーウェイト」と言います。
逆に、ジムにあるような「マシン」は、マシンに決められた軌道・方向に向けて重りを動かします。これは、対義語的に「マシントレーニング」と言われます。
ダンベルやバーベルなどを使うフリーウェイトは、軌道や方向が決まっていないため、不安定な状態でトレーニングをすることになります。
このため、バランスを保とうと細かい筋肉も総動員されます。
鍛えたい筋肉以外も鍛えられるので、お得ですね。このため、筋トレ歴の長い筋トレ愛好家はフリーウェイトを好む人が多いです。
時折、マシンに両親をやられてしまったと思うくらいマシントレーニングを憎んでいる人がいるので注意しましょう。
また、フリーウェイトは不安定な分バランスを崩しやすいので、安全面に気を付ける必要があります。
バルクアップ
筋トレ民が愛してやまない用語です。
意味は筋肥大。筋肉を増やして、体を大きくしていくことですね。
筋トレ好きの多くが、トレーニングの目的にしています。
腕回りが1センチでも太くなると、筋トレ民は本当に大喜びします。
チェスト(胸囲)のサイズも同様です。
バルクアップして、今まで来ていたTシャツがパツパツになってきたときの高揚感はたまりません。
みなさんも、今すぐ筋トレして一緒にバルクアップしましょう。
オールアウト
「疲れ切ってへとへと」という状態のことです。
筋トレ界隈では、「もう1回もバーベルあげられないくらい追い込んだぜ・・・」という意味合いで使われます。
筋肉を大きくするためには、自分の限界を超えていくようなトレーニングをすることになります。
ですから、筋トレ民にとって、「もう動けない」というレベルまで疲れることは、その分「自分の限界まで体を鍛えられた」という意味を持つんですね。
私もいつも、オールアウトするよう心がけています。
パンプアップ
こちらも筋トレ民が大好きな言葉です。
筋トレ直後に、一時的に筋肉が膨らむ状態のことです。
口語では「パンプする」と使います。
みなさんも、今すぐ腕立て伏せを10回してみてください。
たった10回でも、胸のあたりに血液が集まって熱くなり、
何となく筋肉が固くなった感覚がしませんか?
それが、パンプアップです。
筋トレ直後は血液やリンパが筋肉に流れ込むため、一時的に筋肉が膨らみます。
先に紹介した「バルクアップ」と異なり、「一時的」な現象であることに注意しましょう。
チートデイ
悪魔の誘惑の言葉です。
食事節制をしている減量期に、通常よりもたくさんの食事を摂取する日のことをチートデイと呼びます。
筋トレ民は磨き上げた筋肉をカッコよく見せるため、年に数回減量をします。
ほとんどの人は食事の摂取量を減らしつつ、トレーニングを維持することで体脂肪を落としていきます。
しかし、1か月ほど食事を制限した生活をすると、途端に体脂肪が落ちないタイミングが来ます。
「停滞的」と呼ばれる期間ですね。
体が少ない食事量に慣れてしまって、省エネモードに入ってしまう期間です。
これを打破するためにするのが、「チートデイ」です。
2週間に1回などの低頻度で、大量の食事(目安は通常摂取カロリーの2倍ほど)を食べることで、少ない食事量に慣れた体を叩き直すことを目的としています。
ただ、最近は「チートデイいらなくね?」派も増えてきています。
チンニング
これ、私いまだになじんでいない言葉です。
いわゆる「懸垂」です。
バーにぶら下がり、背中や腕の筋肉を使って体を持ち上げる動作ですね。
いや、懸垂って言えばええやん
こんな風に思ってしまいます。文字数も懸垂の方が少ないし。
しかし、チンニングというと、なんかカッコいいですよね。
筋トレにおいて、カッコいいっていうのも大事なことです。
そもそも自分の体をカッコよくしようとしている人がほとんどなわけですから、言葉だってカッコつけたくなるのも当然です。
「懸垂マシン」じゃなくて「チンニングスタンド(マシン)」の方が、なんかすごいことできそうですよね。
どっちにせよ、バーにぶら下がって上がり下がりするだけなんですけど。
筋トレ用語を使いこなして、マッチョと仲良くなろう【筋トレ雑学】
いかがだったでしょうか。
筋トレ用語っていっぱいあって、そのほとんどが横文字です。
今回紹介した15の用語は、筋トレ界隈では基本的な用語です。
これさえ知ってれば、少なくともマッチョと基本的なコミュニケーションをとることができるようになります。
また、筋トレ好きな異性、もしくは同性とのお付き合いを狙っている人は、この記事で紹介した例文を参考に、日常会話に用語を織り交ぜてみてください。
イチコロです。
「こいつ、やるな」ってなります。
でも、責任はとれませんので、自己責任でやってください。
筋トレを深く知れば知るほど、もっと専門的な用語や、難しい用語が出てきます。
今回の記事で筋トレに興味を持った方は、筋トレの始め方を解説した記事も書いているので、良ければ読んでみてくださいね。
それでは、今回はこの辺で。ありがとうございました!