どうも、みなさん!筋トレ大好きもってぃです!
筋トレの基本種種目「BIG3」の一つ、ベンチプレス。
男らしい胸板や女性らしいバストラインを作れるとあって、BIG3のなかでももっとも高い人気を誇る種目だといえるでしょう。
ベンチプレスの平均重量を調べると、よく「男性は40kg」との数字が出ます。
でも、ちょっと低すぎる印象じゃない?
それもそのはず。
本来、平均重量を考えるときには、トレーニング歴の有無や性別、自身の体重も考慮しなければいけないのです。
この記事では、ベンチプレスの正確な平均重量を知りたいトレーニーのために、平均重量を考えるポイントや扱える重量を伸ばしていくためのポイントを紹介していきます。
重量や体重を入力するだけのお手軽ツールも用意しているから、ぜひブックマークして活用してね!
【男女別・計算ツール】ベンチプレスの平均重量は体重の○倍
ベンチプレスの平均重量は、男女別・トレーニング歴の有無などによって異なります。
それぞれの目安と、体重を入力するだけの計算ツールを用意しましたので、ぜひご活用ください。
\当てはまるタブをタップ/
トレーニング歴のない男性の場合、ベンチプレスの平均重量は体重の0.5倍です。
根拠としているのは、2022年8月現在、1千万人近いトレーニーの記録を集めているサイト「Strength Level」のデータです。
このサイトでは、筋トレ歴のない人(=Biginner)が扱える平均重量の体重比が0.5倍と算出されています。
よくいわれる「日本男性のベンチプレス平均は40kg」というのは、この基準をもとにいわれていると思われます。
2018年の国民健康・栄養調査によると、20歳以上の日本男性の平均体重は67.3kg。
体重の0.5倍がビギナーの目安だとすると、約35kgという数値が出ます。
よくいわれる「40kg」に近い値だね!
筋トレ未経験者の人が目標とするのに、「40kg」という目安はちょうどいいかもしれないね!
トレーニング歴のない女性の場合、ベンチプレスの平均重量は体重の0.25倍です。
体重50kgの場合、12.5kg以上のバーベル・ダンベルを持ち上げられれば、平均以上の筋力があることになります。
根拠としているのは、2022年8月現在、1千万人近いトレーニーの記録を集めているサイト「Strength Level」のデータです。
このサイトでは、筋トレ歴のない女性(=Biginner)が扱える平均重量の体重比が0.25倍と算出されています。
筋トレ初心者は、まずは体重×0.25kgの重量を挙げるのをめざそう!
トレーニング歴のある男性の場合、ベンチプレスの平均重量は体重の1.25倍です。
根拠としているのは、2022年8月現在、1千万人近いトレーニーの記録を集めているサイト「Strength Level」のデータです。
このサイトでは、筋トレ歴2年以上で、トレーニーのなかで上位50%に入る人をIntermediate(中級者)と定義しています。
中級者の平均重量を見ると、体重の1.25倍が目安となっています。
2018年の国民健康・栄養調査によると、20歳以上の日本男性の平均体重は67.3kg。
この体重をもとに平均を計算してみると、84.125kgという数値が出ます。
トレーニングを継続できている人は、この84.125kgという数値を一つの目標にしてもいいかもね!
トレーニング歴のある女性の場合、ベンチプレスの平均重量は体重の0.75倍が目安です。
根拠としているのは、2022年8月現在、1千万人近いトレーニーの記録を集めているサイト「Strength Level」のデータです。
このサイトでは、筋トレ歴2年以上で、トレーニーのなかで上位50%に入る人をIntermediate(中級者)と定義しています。
中級者の平均重量を見ると、体重比0.75倍とされています。
女性の場合、ホルモンの関係で男性よりも筋肉がつきにくいよ!
そのなかで自分の体重近い重さを持ち上げるのは、大変そうだね…!
当サイトでは、BIG3の他の種目についても平均重量を紹介しています。
他の種目についても調べたい方は、ぜひ以下の記事も合わせてお読みください!
【自動計算】ベンチプレスの最大挙上重量(1RM)の測り方
ベンチプレスなど、筋トレ種目で扱える重量を比較する際には、最大挙上重量で比較するのが一般的です。
最大挙上重量とは、1回しか持ち上げられない重さのこと。
「1RM」と表記されることも多いです。
実際に自分の限界に挑戦することでも最大挙上重量を測ることは可能ですが、計算で求めることもできます。
ベンチプレスの最大挙上重量は、以下の計算式で求められます。
扱う重量×回数÷40+重量
この公式をもとに、最大挙上重量を計算できるツールはこちらです。ご活用ください。
例を挙げてみます。
100kgを10回扱える人の場合、1RMは以下のように求められます。
100×10÷40+100=125(kg)
計算上、この人は125kgを一回挙げる筋力をもっていることになります。
ベンチプレスの最大挙上重量(1RM)を上げる3つのポイント
ベンチプレスの最大挙上重量を上げるポイントを3つ、紹介します。
- トレーニングベルトを着用する
- リストラップを着用する
- サプリメントを見直す
もし試していないことがあれば、一度実践を検討してみよう!
トレーニングベルトとは、トレーニング時に腹部につけるベルトのことです。
通常のベルトよりも幅も厚みもあり、苦しさを感じるほどきつく巻きつけられるのが特徴です。
おなか周りにきつく巻くことで、腹部の圧力(=腹圧)を高め、体幹を安定させる効果があります。
ベンチプレスの場合、安定感のあるブリッジを作るのにも腹圧は重要だよ!
ブリッジを上手に組めれば、より力を込めやすくなるんだ。
トレーニングベルトを使って、全身の力をフルに発揮できるようにしよう!
また、体幹部が安定することで、高重量を使う際にケガをしにくくなる効果も期待できます。
トレーニングの重量を上げるには、ケガをせず筋トレを継続できるのが第一。
事前にケアをして、ケガを防ぐようにしましょう。
オススメは、比較的値段が安く、安定感のある革製品のベルトです。
ナイロンなどの化学繊維でできているベルトもありますが、高重量を扱えるようになるとすぐに安定感が感じられなくなります。
初期投資だと思って、革製品を買ってみよう!
リストラップとは、手首に長い生地を巻きつけることで手首のケガを予防できる筋トレグッズです。
ものによっては1メートル近いテープをぐるぐると手首に巻き、手首を固定して使います。
一見するとリストバンドのように見えますが、ほとんど手首が曲げられなくなるほど頑丈な製品もあります。
リストラップを使うと手首に余計な負荷がかからなくなるため、今までよりも重い重量を扱えるようになる可能性があります。
私が初めてリストラップを使ったときは、最大80kgだったのが85kgまで挙げられるようになったよ!
手首などの関節は、高重量を扱えるようになるほどケガのリスクが高まります。
ケガの予防のためにも、リストラップを使っていない人は導入を検討してみましょう。
筋トレでもっとも重要なのは、栄養摂取のための食事です。
いくら一生懸命筋トレに取り組んでも、十分な栄養を摂取していなければ、筋肉を育てることはできません。
食事だけで十分な栄養を摂取できない場合、サプリメントを活用するようにしましょう。
サプリメントを上手に活用すれば、あまり食事を食べられない人でも十分に筋トレの効果が期待できます。
このサイトには、プロテインはもちろん、その他のおすすめサプリメントを紹介する記事もあります。
気になる方は、ぜひこちらの記事も合わせてお読みください。別タブで開きます。
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【よくある質問】ベンチプレスの平均重量
ベンチプレスの平均重量に関するよくある質問と、その回答を用意しました。
気になる項目があれば、ぜひご覧ください。
- ベンチプレスは何kgですごい?
- ベンチプレス100kgは何人に一人?
- 初めてのベンチプレスは何kg?
- ベンチプレスは何kgですごい?
- 男性の場合は1RM・85kg、女性の場合は1RM・40kgが一つの目安になります。
この数字は、日本人男女の平均体重をもとに、筋トレ経験者の平均重量を計算したものです。
体重によって目安は多少上下するため、より正確な目安はこの記事の計算ツールを使って計算してみましょう。
- ベンチプレス100kgは何人に一人?
- 「ベンチプレス100kgを挙げられる人は日本人の1%」と言われますが、「日本の成人男性の1%ほど」というほうが正確でしょう。
正確な統計はないものの、日本人の1%=約120万人がベンチプレス100kgを挙げられるとすると、ジム会員の2〜3人に1人が100kgを挙げられることになります。
多くの人にとって、この数字は現実的ではないでしょう。
日本の成人男性の1%=約30万人の場合、ジムの7〜8人に1人が100kgを挙げられるという計算です。
あくまでも推測・推計の域を出ませんが、100kgを挙げられた時点で日本人男性における上位の筋力を身につけられたと考えてもいいでしょう。
- 初めてのベンチプレスは何kg?
- 初心者の場合、ケガを防ぐためにもバーだけを使ったベンチプレスから始めて、徐々に重量を増やしていきましょう。
未経験者の平均の目安は、男性が1RM40kg、女性が1RM15kgです。
ただ、完全未経験の場合、いきなり目安の重量に挑戦するのは非常に危険です。
背伸びをしようとせず、少しずつ挑戦していくことを忘れないようにしましょう。
【まとめ】ベンチプレスの平均計算ツールを利用して、さらに上を目指そう!
ベンチプレスの平均重量についてまとめてきました。
ネットでベンチプレスの平均重量について調べると、40 kg という数値が目に入るでしょう。
しかし、本来のベンチプレスの平均重量は、体重や性別、トレーニング歴の有無などによって異なるものです。
体格が違いすぎる人の記録を気にしても、あまり意味がないよね!
この記事で紹介した平均重量の考え方は、あなたの体重やトレーニング歴の有無で測定できる正確な数値です。
ぜひ今後のトレーニングの目標設定にご活用ください。
計算ツールはずっと無料で公開するので、ブックマークしてくれるとうれしいな!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!