どうも、みなさん!! やまちゃんちのパパこと、もってぃです。
コストコで見かける存在感たっぷりの緑色のアイツ。
気になりすぎるので、買っちゃいました。
コストコのプロテインが気になっている人
間食やダイエット用のプロテインを探している人
色々なプロテインを飲むのが好きな人
コストコのプロテインコーナーと言えば、こいつです。
その名も「コンバット プロテインパウダー チョコレートミルク味」です。
アメリカのプロテインメーカー「マッスルファーム」が出しているプロテインですね。
ご存じの通り、アメリカは世界屈指の筋トレ先進国です。
ただの偏見ですが、袋のミルクの写真とか、いかにもアメリカンな感じがします。
ただ、コストコ以外の実店舗ではほとんど見かけず、日本語の個人レビューもあまり見かけないんですよね。
じゃあ、試すしかないよね!!
ということで、三度の飯よりプロテインが好きな私が、レビューをお届けします。
では、いきましょう。
「コストコ プロテイン」と検索しようとすると、「ダイエット」や「置き換え」など、減量を意識したキーワード
が並びます。
一昔前は、プロテインというと「飲めば筋肉がつく怪しい薬」みたいなイメージでしたが、徐々にダイエット中の栄養補助食品としての認知度が高まってきているようで、いち筋トレ・プロテイン好きとしてはうれしい限りです。
そんなコストコが扱っているプロテインの一つが、今回紹介する「コンバットプロテインパウダー」のチョコレートミルク味ですね。
先にご紹介したとおり、筋トレ先進国のアメリカ発のプロテインメーカー「マッスルファーム」の商品です。
同社は、アメリカの総合格闘技団体の選手らをスポンサーにしたり、アパレルも展開したりと、2021年現在、勢いのあるメーカーです。
まだ日本の実店舗ではほとんど扱いがないため、コストコの実店舗・通販で購入するか、大手ECで輸入品を購入するのが確実な入手方法になります。
アマゾンの取り扱いのみ、内容量が違うのでご注意ください。
とはいえ、いきなり買うのも勇気がいるものです。
トレーニングや減量の必需品とは言え、安い買い物ではありませんからね。
味や飲みやすさ、栄養成分と細かい部分までレビューしますので、みなさんのお役に立てば幸いです。
では、レビューいきましょう。
では、コストコで買える「コンバットプロテインパウダー」のレビューをしていきます。
- 総合レビュー
- 主な成分
- 商品の特徴
- 飲んでみた感想
- コスパ
- おすすめの飲み方
この順番で行きます。
興味があるところだけ読んでいただいても大丈夫な作りになっていますので、ご安心を。
総合点としては悪くはないのですが、「使用者を選ぶプロテイン」という印象です。
味は、普通においしいチョコ味のプロテインです。
ただ、日本のメーカーが作っているチョコ味のプロテインに比べると甘みは強くありません。これは意外でした。
また、5種類のプロテインをブレンドして作られているためか、シンプルなホエイプロテインに比べると、もったりとした飲み口です。
プロテインを飲み慣れている方なら問題なく飲める範囲ですが、プロテイン初心者にはおすすめできません。
ですが、5種類のプロテインをブレンドすることで生まれる特性が、トレーニーやダイエッターの間食向きであるため、使うシーンを選べば非常に優秀なプロテインです。
また、その優れたコスパも魅力です。
たんぱく質1gあたりの単価は約3円と、
カロリー | 140kcal |
脂質 | 1.5g |
コレステロール | 70mg |
ナトリウム | 150mg |
炭水化物 | 5g |
たんぱく質 | 25g |
たんぱく質含有量は71.4%ですね。標準的なラインです。
1食分が35gと日本メーカーに比べると多めに設定されているので、単純比較はできないのですが、1食あたりのたんぱく質が25gはかなり多い部類ですね。
チョコレートミルク味という甘みのある味であることを考えれば、脂質やたんぱく質もかなり低く抑えられています。
栄養的には言うことなしです。
ただ、この製品は日本の市場で良く出回っているプロテインとはひと味違います。
5種類ものたんぱく質を配合することで、長時間にわたってたんぱく質を補給できるという特徴があります。
簡単に、概要を説明します。
一般的に、トレーニーに愛用されているプロテインは「ホエイプロテイン」と呼ばれ、牛乳から作られるプロテインです。
プロテインには他にも、
- 同じ牛乳から作られるが、ホエイよりも吸収がゆっくりな「カゼインプロテイン」
- 大豆を原料にした「ソイプロテイン」
- 卵を原料にした「エッグプロテイン」
など、様々な種類があります。
ホエイプロテインの中にも、製法の違いで
- WPC (Whey Protein Concentrate、濃縮乳清タンパク質)
- WPI (Whey Protein Isolate、分離乳清タンパク質)
- WPH (Whey Protein Hydrolysate、加水分解乳清タンパク質)
という種類があります。
ただ、製法の違いを細かく説明すると、それだけで記事ができるような文量になりますので、ここでは
製法や材料によって、体にたんぱく質を取り込む速度が変わる
ということだけ理解してもらえればOKです。
このコンバットプロテインは、製法や材料の違うプロテインを5種類配合していることで、ずっとたんぱく質を吸収し続けられるようにしているわけですね。
「コンバットプロテインパウダー」には、体の吸収が早い順に、
- WPH
- WHI
- WPC
- 卵白
- カゼイン
という5種類のたんぱく質(プロテイン)が含まれています。
飲んだ直後はWPHやWHI、飲んでからしばらく経つと卵白やカゼインの吸収が始まるので、長時間にわたってたんぱく質を補給し続けられるのが商品のポイントになっています。
このため、トレーニング直後に飲むのももちろんですが、朝起きた直後の栄養補給や、ダイエット中の間食として飲むのにも向いている商品になっています。
長時間吸収に時間がかかるというのは、ざっくり言い換えてしまえば「腹持ちがいい」訳ですからね。
でも、問題は味や飲みやすさです。
実際に飲んだ感想をお伝えします。
ある程度の期間飲み続けるプロテインはジッパーが標準でついていますが、コンバットプロテインにはジッパーのスライダーまでついています。
保存性が高いのは、魅力ですね。
袋を開けると、ココアのような香りがします。甘くて、おいしそうな香りです。
WPCのプロテインに比べると、粉にしっとり感を感じました。WPC以外のプロテインが配合されているからでしょうか。
常温の水への溶けやすさはまったく問題ありません。
では、実飲!!
・・・
・・
・
うマッチョ。
と、言いたい所なのですが、手放しで褒められる味ではありません。
味自体は濃いのですが、香りから想像していたよりも甘みは弱いです。ちょっと薄いココアです。
むしろ、チョコレートの苦みのような渋さを感じました。
また、のど越しにもったりとした粉っぽさを少しだけ感じます。
普通に飲む分には気にならないのですが、しっかり味わって飲んだり、トレーニング後の飢えた体で飲んだりするのには少し抵抗感があります。
とは言っても、決してまずいわけではありません。
まず、牛乳に溶かすとかなりおいしくなります。
先ほどお伝えした苦みがなくなり、牛乳の甘みとチョコの香りで、それこそアイスココアのような飲み口になります。
粉っぽさもなくなり、他社のプロテインと比べてもおいしい部類に入る味になります。
また、水で飲む場合でも、味がしっかりついている分、卵白やカゼイン特有の風味も薄くなっており、そういう意味では飲みやすくなっています。
良く出回っているWPCの商品と比べるとやや味や風味で劣りますが、商品の特性やコンセプトが味よりも「長時間の栄養補給」ができるという部分にあるので、元々の土俵が違う気もしますね。
コストコ公式HPの小売り価格、税込み6398円で計算します。
たんぱく質1gあたりの単価は、次の通りです。
たんぱく質1gあたりのお値段= 3.29円
WPCだけでなく、通常は高価なWPIといった特殊な製法のプロテインが含まれていることを思えば、かなりの高コスパです。
さすが、筋トレ先進国アメリカ発のプロテインといったところですね。
水に混ぜるとやや飲みにくさを感じてしまうコンバットプロテインパウダーですが、牛乳に混ぜたときのおいしさはかなりハイレベルです。
私は元々、牛乳とプロテインを混ぜるのは反対派です。
素早くたんぱく質を吸収するために牛乳からたんぱく質を抽出してプロテインを飲んでる。
なのに、わざわざそれを牛乳に混ぜて、また吸収しにくくするなんてもったいなくない?
という考え方です。
でも、この商品のセールスポイントは、たんぱく質をすばやく吸収するだけでなく、「時間をかけて吸収できる」ところにあるわけです。
牛乳に溶かすことのデメリットがないわけですね。
おなかにもたまりやすいので、朝イチの栄養補給や、おなかが空いたときの間食に向いた飲み方です。
普通のプロテインよりも満足感があるので、プロテインを飲みなれていて、間食や減量用のプロテインを探している方は検討の余地ありです。
以上、コストコで売っているプロテインの一つ、「コンバットプロテインパウダー」チョコレートミルク味のご紹介でした。
通常プロテインはトレーニング後に飲むことを想定していることが多いですが、
このプロテインは、間食や置き換えダイエットのための栄養補助食品としての利用もおすすめできる一品でした。
コストコで買うのが最安値ですが、会員制だったり、そもそも近所にコストコがなかったりするハードルもあります。
でも、さすが今はデジタル社会です。
大手ECでも扱いはありますので、ぜひ利用しましょう。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、今回はこの辺で!!